『オススメ!【12モンキーズ】というSF映画 ネタばれ無し?』

4.5
SF映画

若い頃に観たSF映画で、今も忘れられない【12モンキーズ】
2015年にはテレビドラマ化されたので、
映画の方をご紹介します。

大好きな映画です

【12モンキーズ】

この映画には元ネタがあって、【ラ・ジュテ】という1962年のフランス映画で、
監督クリス・マルケルによる時間と記憶をモチーフにしたSF映画。
上映時間29分という短編映画で、「フォトロマン」と呼ばれるモノクロ写真を連続して映す手法で描かれている。
つまり、三半規管が弱いと酔ってしまうかも(笑)
もし12モンキーズを観て気に入ればラ・ジュテも観てみてください。

【あらすじ】

1996年に謎のウイルス散布によって全人類の99%が死滅し、生き残った人々は地上の汚染により地下生活を余儀なくされた。
2035年、科学者達は地上が汚染された原因を探し、再び地上に降り立つためにタイムマシーンで本作主人公のジェームズ(ブルース・ウィリス)を、汚染による人類滅亡が始まった年、1996年に送り込む。

その謎を解く鍵は『12モンキーズ』

ところが手違いで1960年に送られてしまい、手がかりも何も無いまま人類滅亡を唱えた末、精神病院に入れられてしまう。

ブラットピットが名演技

ジェームズは担当医のキャサリン(マデリーン・ストウ)にも人類滅亡を話すがもちろん信じてもらえない。
そしてこの精神病院で出会った患者、細菌学者の息子、ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)にも1996年にウイルスがバラまかれることを話す。
そして二人で精神病院からの脱走を試みるが失敗し、ジェームズは手がかりの無いまま2035年に戻されてしまう。

そして再びタイムマシーンで今度は1996年に送られ、1960年に担当医だったキャサリンと再会し、『12モンキーズ』の謎に挑むのであった。

【感想(あくまでも個人の意見です)】

ブルース・ウィリスが主演なのでSFアクションかと思っていたら、とてもゆっくりと進む展開と静かに沢山の疑問を残してくれる、とても考えさせられる作品でした。

ブラッド・ピットも怪演で、ブラッド・ピットの出演作品の中では1番好きな演技ですね。
実際、第53回 1995年度ゴールデングローブ賞では助演男優賞、1996年のサターン賞でも助演男優賞を受賞してるほど。

演技が素晴らしい

とにかくこの作品はセリフによる解説が無く、謎なセリフも多いので初見はただのタイムリープの物語に見えますが、作品全体に散りばめられた伏線を自分なりに考察しながら再び観てみると、さらに面白い作品ですよ。

ここではそれらには触れませんが、絶対のオススメ映画です!
意味深なセリフ回しもそそります(笑)

特に精神病院でジョーンズと話すジェフリー・ゴインズのセリフが素晴らしい。

「生産は今やすべて自動化。我々は消費者」

「物を買わないとどうなる?ビョーキだと診断される」

テレビで動物実験を見て

「拷問、実験、我々は実験用の猿だ」

とも。

精神病院の患者なのにかなりまともな事を言ってますよね。
この映画の見どころはブラッド・ピットの演技にも有りですね!

そして何とも皮肉なのが、劇中、ジェームズも好きだと言ったルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』という曲。
エンドロールで流れるのですが、消費至上主義や動物虐待、環境汚染などの問題を抱えた世界を見せつけてからこの曲を流すとは、さすがのセンスですよ、テリー・ギリアム監督。

『12モンキーズ』は是非、字幕で観て欲しいです。
演技の良さと陰鬱な雰囲気が際立ってますので(笑)

僕は何度も観てますが、まだの方は是非観て下さい。

 

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