『【マローボーン家の掟】という切ない映画を観て思うこと―ネタばれ無し』

3.0
ホラー映画

公開  2017年10月27日 (日本は2019年4月12日)
製作国 スペイン・アメリカ合衆国
監督・脚本 セルヒオ・G・サンチェス
出演 ジョージ・マッケイ、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・ヒートン、ミア・ゴス 他


=あらすじ=

1960年代末のアメリカ・メイン州。
緑豊かな片田舎にひっそりとたたずむ古めかしい母がかつて住んでいた屋敷に、母の姓マローボーンと苗字を変え4人兄妹が引っ越してきた。
責任感の強い長男ジャック(ジョージ・マッケイ)、家族思いの長女ジェーン(ミア・ゴス)、頭に血がのぼりやすい次男ビリー(チャーリー・ヒートン)、まだ幼くて天真爛漫な末っ子サム(マシュー・スタッグ)。
祖国イギリスでの悲惨な過去を捨てて彼らは、この人里離れた屋敷で新しい人生を踏み出そうとしていた。
しかしその矢先、心優しい母親ローズ(ニコラ・ハリソン)が病に倒れ、この世を去ってしまう。

「皆を守ってね。どんなときも」。

ローズの遺言を胸に刻んだジャックは妹と弟たちに呼びかけ、「誰も絶対に僕たちを引き裂けない。僕らはひとつだ」と固く誓い合う。
すると間もなく、突然の銃声によって兄妹は恐怖のどん底に突き落とされる。
イギリスで悪名を轟かせた凶悪殺人鬼の父親(トム・フィッシャー)が脱獄し、執念深く彼らを追ってきたのだ。
ジェーンの絶叫を耳にしたジャックは、血も涙もない父親に敢然と立ち向かっていくのだった……。
―公式ページより

=感想=

“5つの掟”に隠された秘密が悲し過ぎる(ノД`)・゜・。

1「成人になるまでは屋敷を離れてはいけない」
2「鏡を覗いてはならない」
3「屋根裏部屋に近づいてはならない」
4「血で汚された箱に触れてはならない」
5「”何か”に見つかったら砦に避難しなくてはならない」

掟の意味を知ったとき、この映画の伏線やらなにやらが走馬灯のように頭を駆け巡りました。

後はもう勝手に涙が(ノД`)・゜・。
何とも言えない感情が未だに心に残っている。

余りにも儚くて切ない映画。
観終わってからこの邦題を改めて観ると悲しくなってしまいます。
今も切ない余韻に浸ってしまう。

もしまだ観ていないなら、事前知識無しで観て下さい。

私の心には強く残る物語でした。

ただ、ネタばれ無しだと何も言えないのが辛い(;´Д`)

この映画のサンチェス監督はインタビューで”ホラー映画を作ったつもりはない、家族に関する映画だ”と仄めかしていたそうです。
確かにホラー要素よりヒューマンドラマっぽい映画でしたね。
時々何の映画を観ているのか判らなくなるくらい(笑)

まぁシャープな目を持っている人が観ると退屈な時間になるかも知れませんね。
素直に映画の世界に入り込んでしまえば、淡く弱々しい色調と時折入り込む自然光がより一層物語の中に引き込んでくれるでしょう。

【マローボーン家の掟】は人を選びます。
使い古されたオリジナリティの無い演出や伏線なんかが散見されますので、目の肥えた人には辛いものがあるかも知れません。
あまり期待せずに観ていたので私には良かったのかも知れませんね。

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